業務改善&組織変革
チホズ スタジオ(Chi-ho's studio)
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
この二週間、私はふと考えたこと。
「こうやって情報は操作されていくんだな」と。
何でもないことを、まるで大事のように見せる。
ひとつひとつを丁寧にクローズアップし、煽りに煽った成果が出来上がるのを目の当たりにした。
経験豊富な人とそうでない人の違いが、こんなにも大きく感じられる。
ですが、経験していても陥る情報の影響力。
結局のところ、受け止めたい情報に依存するだけなのかもしれない。
知らないことで煽りの渦にただ飲まれるだけ。
そうはいっても、情報操作という単なるプレゼンテーション。
そのことで情報を仕入れた人は、自分で選択して決断をするという真に受けただけ。
良し悪しではなく事実を語るとそうなるのかもしれない。
ここで考えたいのは「責任」という言葉の重み。
責任にはいくつかの側面がある。
この中で最も重要なのは、やはり「行動した結果、世の中に影響する責任」ではないだろうか。
私自身、この責任をどれほど深く認識できているのかと言えば、実のところ相手の心のフィルターに依存しているように思う。
予測できることもあれば、予測外の出来事も起こる。
「どうしてこうなった?」と戸惑う瞬間も多い。
例えば、最近の「米不足」の報道。
これが出た途端、スーパーの陳列棚から米がソールドアウトしてしまった。
皮肉なことに、新米の収穫は8月、9月には店頭に並ぶというのに。
必要な情報が必要な人に届けば感謝されるが、過剰な情報が不要な人に届けば、ただの混乱や猜疑心を生む結果になる。
そんなことをつらつらと考えながら、深く学びのある二週間を過ごしたのだった。
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