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ドメスティックバイオレンス

ごきげんよう
変化の多い時代を生きるあなたの未来創造アドバイザーの鎌田です

福岡の今日は曇り
昨晩は大雨が降っていましたが、皆さんのお宅はいかがでしたか?
何事もなく今日も普通に過ごせることがありがたい感じます。

さて、今日はドメスティックバイオレンスについて。
「ドメスティック・バイオレンス」とは英語の「domestic violence」をカタカナで表記したものです。略して「DV」と呼ばれることもあります。
内閣府では、人によって異なった意味に受け取られるおそれがある「ドメスティック・バイオレンス(DV)」という言葉は正式には使わず、「配偶者からの暴力」という言葉を使っています。


この暴力の原因としては、夫が妻に暴力を振るうのはある程度は仕方がないといった社会通念、妻に収入がない場合が多いといった男女の経済的格差など、個人の問題として片付けられないような構造的問題も大きく関係しているようです。

また、身体的・精神的な暴力を振るうタイプには、全てがそうだとは言えませんが、
暴力をふるったことに対して反省をするタイプ
自分の考えが正論で相手をしつけや教育をしていると言う制裁・教育型タイプ
現実が受け入れられず自分の考えに逃避する逃避型タイプ
相手の存在意義を全否定し自己肯定をする心理操作型
があると考えています。

反省をするタイプは、暴力をふるった後に、自分を責め、相手にひたすら許しを求め、態度も急に優しくなるなど変容する傾向がみられます。

制裁・教育型は、自分の考えが正論なので、相手が異論を唱えた際に「お前の考えは間違っている」と全否定から始まり、勝負がすべてですから、自分が有利になるために自分の正論に偏った内容で論破し、あらゆる手段を取る場合も見られます。

現実逃避型は、いわゆるストーカーが典型的なもので、一定の物事や人に執着してしまう傾向があると考えています。

心理操作型は、相手のだめだしを続け心理的に追い込むことで自分が優位に立つことで、自分の存在意義を相手に刷り込む傾向があるのではないかなと考えています。

このDVで一番の課題は、DVをしている本人が、自分はDVをしているという認識がなく、「相手が悪い」「自分は悪くない」という自己正当的な考えが前提になり、同じことを繰り返すこと。
身体的・精神的な暴力を振るわれている人は、「自分も悪いから」殴られた、怒鳴られた、罵声を浴びているという精神構造にされることが多いことも現実です。

男女が社会の対等なパートナーとして様々な分野で活躍するためには、その前提として、女性に対する身体的・精神的暴力は絶対にあってはならないと私は考えています。



 
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