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不安の裏側に隠されているもの

ごきげんよう。
変化の多い時代を生きるあなたの未来創造アドバイザーの鎌田です。

今日の福岡は、風がとても強く、冷たい雨が一日中降っていました。
こんな日は外に出たくないはずなのに、今日に限って、気分は一人カラオケモード。

この、一人カラオケに行くようになったきっかけは忘れもしません。
コンサートに行き、思いっきりエキサイトした次の日、
登壇時に声がかすれてしまいプロ失格と反省した経験を持っているためです。

私の仕事は話すこと。
登壇中に声が出ないということは仕事&商売になりません。
この定期的に行く一人カラオケは、声枯れしないための発声練習であり、
私の「不安解消」の一つでもあると感じます。


さて、今日のお話は「不安とその心理」について

人は、「わけの判らないこと」や「印象が良くない過去の出来事」に不安を感じます。
その不安は、やがて恐怖にかわり、逃避したくなることがあります。
そして、その不安や恐怖から逃れるため、何かしらの対策を練りたくなるのも人の心理です。

こういった心理状態は、太古の昔から培われてきた人間の生きるための知恵なのですから、「わけの判らないこと」や「印象が良くない過去の出来事」に不安を感じる自分や恐怖から逃避したくなる自分をどうか責めないでください。

…そうはいっても、日常生活を営む際に、このことが障害になることだってありえます。
もし何かしら出来事の前に、不安や怖れを感じ、日常生活に障害を感じる方は、
その原因はなんだったのかを「はっきりすること」から始めてみてはいかがでしょうか?

なぜ、そう考えるのか。
なぜ、そう行動するのか。
なぜ、そう言いたくなるのか。
自分に「どうして?」と質問をしてみてください。

過去の出来事を振り返ることで、
自分に影響を与えたと思われる出来事や人の関係を思い出してみましょう。

そうそう、その影響については、悪い影響だけではありませんよ。
ちゃーんと良い影響だってあることを思い出してください。

ただし、その影響がわかったとしても、
今ある現実や環境が大きく変化するわけではありません。

自分を見つめなおすことで


「わけの判らないこと」や「印象が良くない過去の出来事」に対しての自己理解が深まります。

自己理解が深まることで、自分が何を恐れているのか、障害になっている事実がはっきりします。

事実がはっきりすることで、その自分を自覚し受け入れることができます。

その自覚し受け入れることから、いま感じている日常生活への障害に対しての対策を見つけることが可能になります。

対策を見つけることで、やみくもに逃避していた自分から、
より人らしい快適な生活を手にすることができます。

なぜ、そう考えるのか。
なぜ、そう行動するのか。
なぜ、そう言いたくなるのか。
自分に「どうして?」と質問をすることは、
その快適な日常生活や自分を手に入れるための単なる通過点だとお考えくださいね。

人は、向上心が高ければ高いほど、劣等感を強く感じる生き物です。
そんな時程こそ、劣等感だけを強く感じるばかりだけではなく、
その劣等感の裏側にある
ご自分の強い向上心や生きる力を、認め、受け入れ、ほめてあげてください。

 

今日の写真は、去年の11月湯布院にてお気に入りの一枚です。
今年も、こんな秋の訪れを期待しています。

では、今日も皆さんにとって良い一日でありますように。

ごきげんよう、さようなら♪


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