評論家のような、批判批評は誰にでもできる。
けれども、ご自分でやって見られたら?と立場を逆転させると「私にはできない」と言って拒否をする。
拒否をするくらいであれば、その批判批評は、何の価値も見いだせず、逆に批判批評を伝えた人自身の価値を押しつけしている証拠であり、無責任な発言でしかない。
そう考えると、クレームも見かたを変えると、ちょっと面白い。
お客様の権利として、些細なことでさえクレームがあるとすれば、もちろん、企業努力は必要なのだけれども、とりあえず自分が中に入って、組織を運営し、クレーム対応の改善策を実践してみなよと言いたい。
現場に入れば、「何故、そんな形になったのか」「何故そんな流れになっているのか」原点や論点がみつかるはず。
原点や論点が見つかれば、改善点も見えてくる。
ここまでは、誰にでも可能。
難しいのは、改善策を提示して、組織がその改善点を受け入れて改善される事。
改善までが可能であれば、きっと、批判批評をした評論家ではなく、業務改善という、その道のプロになれると思う。
結果を出そうとしないタイプのスタッフは、自分の意見だけは常に通したいけれど、誰かがやってくれるのを待つ。
そして、誰かがやってくれないと、その現実を嘆き、この組織では意見が通らないから合わないので、もっと人の意見を聞いてくれる会社を探して退職をしようと考える。
改善してほしい人間が、改善する提案や改善実施をしなくて誰がするんだろう?
本当に、人間って不思議な生き物。
私はどうかなと考えた時、
組織を知らず、あれこれ意見や改善提案をだしているのであれば、評論家。
現場を経験後に、改善提案をだし、その結果が出せて、7~8割のスタッフが満足を得られてから、やっとコンサルの仕事ができたと言えるかもしれない考えています。
読んでいる皆さんは、評論家ですか?その道のプロですか?
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