業務改善&組織変革
チホズ スタジオ(Chi-ho's studio)
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
福岡・博多は、古くから「商人の町」として知られ、歴史に名を刻む商人たちがその発展を支えてきました。
その中でも、島井宗室(しまい そうしつ)は、「博多三傑」の一人として、激動の時代に商業を通じて歴史を動かした人物です。
本能寺の変から九州征伐、そして朝鮮出兵への反対運動まで、島井宗室の生涯はまさに波乱に満ちた物語でした。
その中で作り上げた商人の心得十七条
なんだか興味があって翻訳したものをここに掲載してみようかなと。
人として誠実に生きることは、当然の心得である。
両親や親族、兄弟、家族だけでなく、親しい友人や仕事仲間、さらには日常の付き合いのある人々に対しても、礼儀を重んじ、謙虚な姿勢で接することが重要だ。
無礼な振る舞いや、乱暴な言葉遣いは慎むべきである。
特に、嘘をつくことは厳に戒めなければならない。たとえ他人の噂話を耳にしたとしても、それを鵜呑みにして広めるようなことはしてはならない。
また、自分が知っていることでも、それが証拠になるような内容であれば、誰かに問われても話してはいけない。
人のことを批判したり、中傷するような話はたとえ聞かされても、受け流すことが賢明である。
50歳までは、来世を願うような信仰に過度に執着する必要はない。
年老いてから考えるべきことであり、仏教の浄土宗や禅宗などが適している。
それ以外の宗教に深入りすることは無用である。
特にキリスト教には、どんなに周囲から勧められたとしても関与すべきではない。
その理由は、若い頃から宗教的教義に囚われ、来世のことばかりを考えて日々を過ごしてしまうと、家を捨てて寺に通い詰めたり、宗教的な飾りを身につけるなど、世間に対して見苦しい振る舞いをする恐れがあるためだ。
さらに、財産を気に病むような者ほど、宗教に傾倒しすぎてしまい、不幸な結果を招くことが多い。
現世と来世の区別を正しく理解している者は、非常に少ない。この世の動物すら、目の前の生きることに精一杯である。人間も例外ではなく、まずは現世をしっかりと生きることが何より重要である。来世については、仏祖ですらその真実を知らないと説いている。まして凡人が知ることなどできない。50歳までは来世を考えすぎず、現世での評判や信用を大切にすべきである。
人の命は短く、2歳、3歳、10歳、20歳と、若くして亡くなる者も多い。
40歳、50歳を迎える前に命を落とすことも珍しくはない。
その際に「来世はどうなるのか」と考える余裕などないだろう。
もし幼い子どもが亡くなったとしても、彼らは来世など思いもしない。
だからこそ、人生のうちに悩むべきは今をどう生きるかであり、死後のことに思い悩むのは無用なのだ。
松原での遊び、川狩り、月見、花見といった娯楽はすべて不要である。
仏神への参拝も慎重に行うべきである。もし参拝する場合でも、従者を1人だけ連れていく程度が望ましい。慰めのために参るのであれば、仏神のご加護は期待すべきでない。
信仰もまた、慎ましくあるべきである。
次の項目は次回にでも。
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