業務改善&組織変革
チホズ スタジオ(Chi-ho's studio)
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
いや~教えてもらってびっくり。
「派遣社員の特定行為の禁止」という法律について知っていますか?
本当に時代が変わったことを実感させられる驚きの事実です。
この法律によって、派遣会社が派遣スタッフを企業に紹介する際、名前や住所、学歴、職歴などの個人情報は一切伏せられることが求められています。
さらに、名前はイニシャルでしか紹介されず、「資格」や「経験」についても具体的には触れられません。
要するに、「個人を特定できない範囲」でしか情報を提供できないんです。
具体的には、大手の派遣会社がこの法律をしっかり守っていて、面接時に「あなたが大丈夫なら、基本的に個人情報は何も言わなくて良い」と言ってくれるそうです。ただし、この法律は紹介予定派遣には適用されないことも覚えておいてください。
Facebookにこの話を投稿したところ、さっそくコメントが寄せられました。
かなり前から禁止されていますよ~。
その分、要求を細かく、徹底して伝えています。
そのため、面接は引き受ける前提で行っています。
派遣会社さんには、求めたい人材と派遣社員にお願いする予定の仕事内容をしっかりと伝えています。
このため、探すのは相当苦労しているようですが、ミスマッチはほとんどありません。
・・・ということで、面接(面談)は確認程度のようになった時代です。
このコメントからもわかるように、企業は求める人材像や仕事内容を派遣会社にしっかり伝え、ミスマッチを防ぐための努力をしているんですね。
派遣スタッフを雇う際には、企業も派遣会社も細かい情報を徹底して共有し合うことが第一条件。
とはいえ、実際に派遣スタッフを雇うことで見えてくる現実も多いのです。
ここのところ、派遣スタッフを雇うことはしていないので時代の波に乗れてませんでした。
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