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労いの言葉のシャワーから学んだこと

業務改善&組織変革
チホズ スタジオ(Chi-ho's studio)
産業カウンセラーの鎌田千穂です。

こんな経験ありますか?

心配やねぎらいの言葉が不安になる時。
今日は、そんなことを書いてみます。

暖かい労いの言葉と現実のギャップ

たくさんの暖かい労いの言葉のシャワーをいただきました。
本当に心温まります。

その一方で、「剥離骨折かも⁉️」「私は手術を受けました!!」といった体験談も。

不安を煽られる感じにはなる。
それでも心配してくれている気持ちはヒシヒシと伝わります。

心拍数が上がる?

そうですねぇ。
気分はインフォームド・コンセントを受けた時のような場合と似通っていて。
あれって、説明を受けて納得する前に不安を煽られる。
次第に、人生終わった・・・って気分でいっぱいになります。

もう一つ例えるなら、災害アラームと「逃げてください」の音声。
逃げなければと思うよりも、心拍数が先に上がってしまいます。

労いの言葉と心拍数

どちらも心拍数が上がる。

10代ならトキメキ。
ですが、50代を超えると動悸や心臓発作の懸念が・・・。

こういう時にどんな言葉がけいいのか、ねぎらいの言葉のシャワーのお陰で改めて考えさせられました。

何でも元気だからこそ、怪我をしないと分からないことが多いもんですね。

そして、過酷なシレンはバス停でも起こる。

バス停まで行くと、二人の御婦人がベンチに買い物袋を置いて、おしゃべり中。
私はまだ足が痛くてまともに歩けないので椅子に座りたい。

ですが、御婦人たちは私に目を向けても、全く避ける意識もなく、買い物袋を座らせて自分たちは立ち話。

しかたなく、痛みをこらえながらバスを立ったまま待つ私。
もう、おかげで足はさらに痛いし、傘の杖のお陰で腕は筋肉痛。

あぁ、こういうことは私もやってしまうことがあるなぁと、反面教師になりました。
元気になったら、もっと周りを見回して、人に優しい行動を常に問うと心に決める瞬間です。

また、こういった機会がなければ、高齢者の気持ちはわからない。

これまで身体の痛みから、腹立たしい気持ちが湧く事はわかっても、ぶつけるなんて大人げないなぁと思うことも多々。

ですが、自分の思った通りのことができないと、誰かに感情をぶつけたくなることは我慢できるくらいに思うわけで。
常に、痛みを抱えていたら、もどかしさと一緒にやるせなさも抱える。
自然に怒り倍増し始めてプチンと来たら暴走するのも致し方ないだろうと。

・・・せっかく転んだんです。
そして、捻挫して痛いんです。

だからこそ、リアルで転んでも、何かを掴んで逞しく立ち上がらないと転んだ意味がない。

そう考えながら、ふと、3月の自殺予防デーのコラム執筆の内容が固まりました。
こうやって、ちょっとした試練も笑いに変えて前向きに捉えることって大事なんです。

労いの言葉は確かに心温まります。
それと同時に心配の声が不安を煽ることもあります。

それでも、そのすべてが私の成長と学びに繋がると感じました。

怪我を通じて、他人への気遣いや自分の行動を見直すきっかけのお陰で、人が本当に求めている優しさの再認識です。

次に誰かに声をかける時は、もっと慎重に、そして思いやりを持った接し方ができるといいなと自分の成長を願います。


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