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日々の自己反省から学ぶ:論語の「吾日三省吾身」

業務改善&組織変革
チホズ スタジオ(Chi-ho's studio)
産業カウンセラーの鎌田千穂です。

今日は論語からの一説を。
論語(ろんご)とは、人としての生き方を学べる教科書です。

では、下記のコラムでみていきましょう!

論語の中でも特に心に響く言葉「吾日三省吾身」について。
この言葉は、私たちの生活においてどのように役立つのか。
その意味をもう少し深く紐解いていきます。

「吾日三省吾身(われ ひに さんたび わがみを かえりみる)」とは、論語に登場する孔子の弟子、曾子(そうし)が残した言葉です。この言葉には以下のような意味が含まれています:

人のために謀りて忠ならざるか(人のために考えて誠実であったか)
朋友と交わりて信ならざるか(友人と交際して信義を守ったか)
習わざるを伝うるか(学んでいないことを人に教えたか)

つまり、私は毎日、自分自身を振り返り、以下の3つのことを反省すること。

1.人のために心を尽くして行動できたか。
2.友達との関係において誠実であったか。
3.知識が不十分なことを他人に教えていなかったか。

このように毎日何度も自分を振り返る。
そのことは自己成長や人間関係の改善に大きな役割を果たします。

では、具体的にどのように日常生活に取り入れることができるのでしょうか?

人のために誠実に行動することは、自分自身の成長に繋がります。
他人の立場に立って考えることで、より良い人間関係を築くことができます。

友人や同僚との関係において、信頼を築くことは非常に重要です。
誠実な行動を心掛けることで、相手からの信頼を得ることができます。

自分がよく理解していないことを他人に教えるのは避けましょう。
常に学び続ける姿勢を持ち、自分の知識をアップデートすることが大切です。

時間の流れとともに人も変わります。
ですが、私たちはしばしば自分のやり方に固執してしまいがち。
私も、気がつくと固執している自分に苦笑いです。

そんな時こそ、日々の反省が重要です。
そして、私も毎日学びの連続です。

  • 失敗から学ぶ

うまくいかないことがあった時、それは反省する良い機会です。
失敗を通じて自分自身を見つめ直し、次に活かすことができます。

  • 自己弁護と承認欲求の沼

時には自分が正しいと主張しすぎて、自己弁護や承認欲求のために感情的になることがあります。
ですが、そのことこそが成長を妨げる要因。
成長の妨げは何かを認識し、冷静に自分を省みることって大事です。

  • 怠慢と傲慢の排除

日々の反省を通じて、怠慢や傲慢な自分を見つめ直す。
そして、改善していく自己成長を止めないこと。
これこそが人間力を磨くための大切な機会です。

当たり前のことを当たり前に行うこと、そしてその当たり前を疑い、常に進化し続ける姿勢を持つこと。

毎日の出来事を学びに変え、振り返ることで健やかな時を生きる実感を噛み締めることにも繋がります。

  • 昨日という出来事に感謝

  • 今日という時間に感謝

  • 明日という新しい自分に期待

これからも時をつなぎ、自分自身を磨き続けることを大切にしましょう。

このように日々の自己反省を通じて、私たちはより良い自分を目指すことができます。

論語の「吾日三省吾身」は、そのための指針となる言葉の一つかもしれません。

皆さんも、自分なりの大事な言葉を心に留め置き、日常生活に取り入れてみるのはいかがでしょうか?
きっと、職場でも家庭でも人間関係を構築するための自分を律するキッカケになるかも。

引き続き、自己成長を目指してくださいね。

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