業務改善&組織変革
チホズ スタジオ(Chi-ho's studio)
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
産業カウンセラーとして相談を受けていると、「本当に何をしたいのか」がわからなくなっている方に出会うことがあります。
「生活に困っているから働きたい」
「借金が苦しい」
「どんな仕事でもいいから仕事が欲しい」
と話す一方で、
「その給料では生活できない」
「その仕事はしたくない」
「資格がないから無理」
といった自己否定的な理由で仕事を選んでいない場合もあります。
自分のスキルや資格に見合うかどうかを考えずに「できない理由」を並べる。
そのことで、「仕事をしていない」状況を正当化しているケースも多いようです。
私自身も、苦しい生活を経験してきました。
生活のために必死に働き、顔色をうかがいながらでも仕事をこなしてきた過去があります。
今では、「これで、この仕事は最後かもしれない」と思いながらも、言うべきことは言うと決めました。
無理に顔色を伺い、合わせることもやめました。
その付き合いで終わったのでしたら、それだけの付き合いだからです。
私みたいな小さな人間にかまっているほど皆さん暇じゃない。
圧力をかけて良きに計らうような時代も終わりました。
内部告発があれば、世界から叩かれる時代なのです。
世界は広いのですから、そんな小さな世界にいなくていいのです。
時代の変化を見据えながら、日々安定と挑戦を行き来し、今もアンテナを張って前に進み続けています。
そんな中で、「自分にはこれがないからできない」という言い訳を一度もしたことはありません。
もちろん、一歩踏み出す勇気がないときは沢山あります。
周囲から、自分の意見が正解だと言わぬばかりにやる気をそがれることや否定的な言葉でシュンとなることも。
ですが、運命の神様に鍛えられていると思い、どんな仕事にも感謝し、多くを学び続けています。
そして関わる人たちとも対等に接し、企業や自分の成長のために努力を重ね続けて今があります。
この姿勢は、今も昔も同じです。
相談者のお話を伺っていると、「言っていることとやっていること」に矛盾を感じることがあります。
そんなときは、
「できない理由を自分に言い聞かせていませんか?」
「やらないことを正当化していませんか?」
と問いかけ、自己矛盾に焦点をあてるようにしています。
もう一つ、働くときの視点から言うと、
「自分の給料は自分で稼ぐ」
という意欲があるといいのではないでしょうか。
また、自分の身体を酷使し、倒れるような働き方は望んでいません。
問題があれば報告・連絡・相談、もしくは確認、連絡、報告をし、改善点を提案し合い、共に成長する道を見つけられる人と一緒に働きたいと願うのではないでしょうか。
このブログを読んで「何か心に引っかかる」と感じた方は、どうかその気持ちに向き合ってみてください。
その感情がどこから来るのかを探ること。
自分の考え方や行動の癖に気づき、自己理解が深まるはずです。
「やりたいこと」と「できない理由」の間で矛盾を感じているなら、自分の本当の気持ちを見つめ直す機会として、産業カウンセリングを利用してください。
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