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過剰な期待は人を育てない

退職者が少ない会社や人材を抱えてない企業が、
数名の増員をしたあとに必ず陥りやすい事がある。
それは、採用した人材に対しての過剰な期待を押し付けること

夢を語り、自分についてきてほしいという重いを伝えることは、とても大事。また自分との思いを共有することはすごく大切。

だが、反対にやってはいけないことは、
その思いを背負わせるという負担を言葉や行動で与えること
自分の思いを語ったんだからその結果を出せと期待を押し付けること。

採用した人数が少なければ、少ないほど、
現在いる従業員の物足らないところを補ってほしいと感じるため、その行動や言葉は厳しくなる。
また、現在いる従業員と比較し、入ってきたばかりの人材に対して、自分の育成は棚上げし、出来なさ加減を批判しがち。

でも、これは全て評価や判断をしている人が持っている杓子定規。
採用された側からすれば勝手な思い込みを押し付けられていることでしかない。

新人は、年が行こうと若かろうと新人は新人。
その新人が、頑張り屋さんであればあるほど、理想に近づけない自分に劣等感をもつ。
また、客観的であればあるほど、自分のペースを作り上げる。
また、協調性を優先する人であればあるほど、秀でるのを避けて真ん中を望む。
また、自分の存在価値を大切にする人であればあるほど、存在意義がなくなる事を恐れNOとは言わなくなる
また、接客が得意であれば、機嫌取りをはじめ真意を言わなくなるし、幹部との同席を嫌ってくる

柔道監督の選手への暴力や暴言事件のお話ではないが、
気合と根性が足らないから伸びないのであれば、
叱咤激励、気合と根性、手を上げるだけで、みんな金メダルがとれる。

人は、色んなタイプがいるのだから、上手くなるには技術やテクニックなどの基礎力が必要。

人を採用したら、まずは人間基礎力を身に着ける手をかけて、育てるという観点をもってほしいと心から願う。

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