トップ  > 思い色々  > 自分はどういった未来を創りたいのか
これまで30年以上にわたり、
5万人を超える人財育成を通じて、業務改善と組織変革に取り組んできました。
業績向上、個性を生かした社会人基礎力の強化、再販顧客につながる対応力強化のご提案をいたします。

自分はどういった未来を創りたいのか

去年の12/15と1/13でキャリアコンサルタントの国家資格を受験し、1/14は朝は認知行動療法、午後は産業カウンセラーの卒業生勉強会に参加していました。

私の仕事にある、「人材育成」という観点で言えば、
私も含めて「何故人は先の事を思い悩み、道に迷うのか」といった視点や学びは、自分をしっかり理解しながら、きちんと抑えておきたいという思いからです。
去年の3月にとった産業カウンセラーの資格習得後から、今まで生きてきたすべての経験と考えを重ね合わせ、統合させることができ、今は乾いた砂に水が吸い込むように、学びを深められている途中だと痛感しています。

こういった感情や気持ちは、物心ついた幼少期にさかのぼります。
「悲しかったら泣く」「楽しかったら笑う」という自分や相手の感情と行動に「なぜ、人は感情があり、感情と行動は切り離せないのか」と疑問を感じ、相手を知る事から始まり、例え架空の笑いとしても、笑うという行動により、自分が幸せを感じられることができる、人の心の不思議さに疑問を覚え、人の気持ちがわかると言う事はどんなことだろうかと、実験をしていた時があります。

また、わかったからと言って、「出来る」わけではないという、現実にぶつかり、困惑しながら、出来るためにどうしたらいいのかという計画を立て、行動につなげ、時間をかけることも必要だし、やり方は一つではない、どんな方法でも、結果にたどり着くことが手ごたえにつながる。
自分と相手の考えは違い、お互いどちらの考えも正しいと区別する事、何かと比較することで、自分と他人の違いを受け入れ、自分は自分のままで良いと理解することができたのです。

そして、次に段階では、「教える」と「育てる」の勘違いでした。
この頃になってくると、色々な経験を通じて、相談を受ける機会がなぜか増えていく時期です。
相談は、時として自分の考えを教えたい欲求にかられ、その結果押しつけという関係が出来上がり、「私の考えは正しい、あなたの考えは間違っている=高慢な行為」だと自覚し独立したものの、数年はすっきりしない気持ちで過ごしていました。
もちろん、何故、もやもやしているのかと、自分をセルフマネジメントをしていても、要因に振り回されてしまい、思ったよりもかなり時間がかかってしまいました。

正月明けから、次の成長段階がやってきたことを感じ、昨日まで「自分は何者で、何をしたいのか、そしてどういう未来を創りたいのか、どんな自分でいたいのか」を、じっくり振り返る機会を得られたと思います。

おかげで昨日、やっと自分の次の求めているステップが明確になり、自分の中で、もやもやとしたものが晴れた瞬間がやってきました。

それは、
「私は、あーだこーだと教えたいのではない。一人一人にかかわり、その人の何かを育てる手伝い。自律する支援がしたい。その手段が曖昧であり、確信に至るものが不明確なんだ」ということにたどりつきました。

私の人生の目標である「心」
そして手段として、私は「理解」という事に重点をおいていました。
この「理解」の習得状況には、5つのステップを設け、

step1 知る
step2 わかる
step3 できる
step4 教える
step5 育てる
step6 一人前

この状況で、初めての場合は、いつもstep1からはじめ、大体step4どまりで、step5までは中途半端だったのです。

この理解を実現するには、自分も含めたミッションである
「悩みを解き放ち、開き放つ」というものを、いつも頭の片隅に置き、この最終段階にやっと入った気がしています。

意識する事から、すべては始まる。
何をしたいのか、何を明確にしたいのかが分かったので、次は結果を手に入れることです。

「育てる」という事が、多少なりともできるようになってからこそ、私はやっと一人前になれたと胸を張って言えるのかもしれません。

 

この記事を読んでくださっている皆さんにお伝えしたいことは、

自分と相手は全く違っていて、相手が持っていないもので、自分が長所短所の何を持っているか自覚し、そして自分が相手にとってどのような存在価値を提供しているのかを客観視して明確にして欲しいということです

 



ツイッターツイッターのアカウントは@kamatachiho

フェイスブックは、 http://www.facebook.com/kamatachiho


info@chihos.jp

~~ 関連情報一覧 ~~