業務改善&組織変革
チホズ スタジオ(Chi-ho's studio)
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
最近の方はとはいいません。
今も昔も、どの人も歳を重ねると次のステージアップ。
一番頭を悩ますのは人育てではないでしょうか?
今日は、業務改善よりも先に、人の心を育てることが人材育成の秘訣になることについて書いてみますね。
それでは、下記よりどうぞ♫
業務改善と人材育成のコンサルタントとして働いている私。
ですが、人を育てるというのは、意外と自分の心のあり方が重要になります。
これが結構のところ頭を悩ますもの。
この記事を読んでいる方の中にも、悩む経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そう、たった一言です。
ですが、言葉ひとつで相手は大きく変わるもの。
良い方向にも、悪い方向にも。
たとえば、ある部下がミスをしたときに「どうしてそんなことをしたの?」と攻めるような言い方をすると、彼女の自信を失わせるかもしれません。
ですが、「次はどうすればうまくいくと思う?」と前向きな質問をすることで、彼女が自分で解決策を考える力を引き出すことができるのです。
中には、被害妄想的な考えを持っている場合、「次はどうすればうまくいくと思う?」と聞くことで、「自分だけに責任を取らされるのではないか!?」と攻撃的になる場合も。
₍₍=͟͟͞͞(๑०⌓०)⁾⁾
このコラムを読んでいる方の中には、
「自分が頼んだことをどうしてやってくれないんだろう?」
「こんな簡単なことがどうしてできないんだろう?」
と思っている方もいるかもしれません。
ですが、伝える相手が視野が狭く主観が強い場合。
被害妄想的な考え方であると、そもそもの話、伝えたいことの前後をスパッと切り取る。
そして、日本語が全く通じていないということに意識を向ける必要があるんです。
そんな時は、冷静になって、自分が相手に自分のやり方を押し付けたくなっているのかも、と振り返ってみてください。
例えば、あるプロジェクトで新しいアイデアを提案した部下がいたとします。
そのアイデアが自分のやり方と違うからといって否定してしまうと、相手の創造性や意欲を奪ってしまうことになります。
私の経験上、自分のやり方に固執せず、部下の意見を尊重することがチーム全体の成長につながります。
以前、私はあるプロジェクトで部下に任せたことがうまくいかなかった経験があります。
最初は自分のやり方を押し付けたくなりました。
ですが、彼女の考えを聞き、共に改善策を見つけることで、最終的に彼女はより成長し、プロジェクトも成功。
本人は、自分の手柄ぐらいに思っているのでまぁいいかと。
どれほど、動き回っていたかは、わかっていないとは思いますが。
いずれ、自分の立場が変わり、責任を負い始めると気がつくものです。
人生って、その立場にならないとわからないもんです。
ジレンマと迷いは誰しも通る。
私もその気持ちは痛いほどわかります。
ですが、どんな支援がどのように良いのか、その結果が自分の思い通りになることが本当に正解なのかは一概には言えませんよ。
なぜなら、自分にとっての良し悪しではなく、企業の発展にとってどれだけ重要かを見据えた良し悪しがあるからです。
部下の成長や新しいアイデアが企業全体にとってどうプラスになるのか、広い視野で考えることが求められます。
そんなことも加味すると、理想の上司像を目指すなんて不可能。
肩書や色眼鏡にとらわれることなく自分らしい在り方での関わり方が必要です。
心を育てる業務改善と人材育成の秘訣には、考えることで企業の発展には、個々の成長が不可欠。
部下が成長することで、組織全体がより強く、柔軟に対応できるようになります。
そのためには、私たち自身も成長し続ける必要があります。
日々の業務の中で、私たちは自身の心の在り方を見つめ直し、どうすればもっと良い支援ができるのかを模索し続けるのです。
いや~、とにかく泥臭いですよ。
人って自分が経験したことがないことをするとき、「やらない理由」探しに全力になる生き物。
その上、自己弁護と自己保身で好き勝手。
そして笑えるくらいに「できないことを正当化する」ことを言い放題ですから。
そういいながら、まだまだ未熟な私も毎日のように自分のジレンマと闘っています。
業務改善と人材育成の仕事は、本当に泥臭い仕事なんです。
ですが、その中にこそ大切な学びがあります。
今日も地道に進んでいきます。
自分の心の在り方を見つめ直しながら、部下の成長を支えることが、企業の発展につながるのです。
時折、心が折れそうになることもあります。
ですが、それでも「できること」は沢山転がっています。
その一つ一つを掴み取って前に進むことこそが、本当の宝探しかな。
さ、今日も頑張ろう!
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