業務改善&組織変革
チホズ スタジオ(Chi-ho's studio)
産業カウンセラーの鎌田千穂です。
私は、人間観察による人材分析と適材適所の提案を得意としています。
医療・福祉、教育・出版、旅行、飲食、小売り、建設、IT関連、通販、デザイン、服飾など、様々な業種とその特有の現場経験を通して、これまで50,000人以上の人材育成に携わってきました。
20代の頃に文字分析を始めました。
Wワーク、トリプルワーク、SOHOという言葉がない時代から、その方法で仕事を行ってきているわけですから、円滑な人間関係というものを早く構築するため工夫が必要でして。(笑)
そんな20代の頃から始めた文字分析です。
人がどのように書くかには、その人の心理面が表れることに気づき、このことが人間関係構築に役立つ手法として、私にとってはとてもとても魅力的でした。
文字分析を用いて、過去には企業や個人に役立てた成功事例もあります。
例えば、電話営業の新人研修後のアンケートで、同じような文字を書く退職者が多いことに気付き、その問題を改善する提案を行ったことがあります。
この提案が組織内のサポートと組み合わさり、定着率の向上に繋がりました。
そんな経験から
現在でも色々な場面で活用しています。
ただ、文字鑑定による分析の活用のなかでは決して対応しない事があります。
それは企業側の立場に立った状況での採用合否です。
文字鑑定による分析内容で採用の合否を判断しない理由としては、文字鑑定による分析結果は今の心理状況を表すことで、隠れた才能や技術力というのは育てていくことで伸びていくものであって、採用の際には文字分析では表れにくい。
これまで、文字鑑定による分析で、育成を見極めて対応していると、大きく化ける人を数千人とみてきたからこそ、企業の機会損失につながるからです。
文字分析は、他の性格分析手法とは異なり、その場でその瞬間の心理状況を理解することにとても重宝します。
他の方法が数値や回答で時間をかけて判断することに対し、文字分析は現在の心の状態をその時、その瞬間に直接読み取ることができるからです。
文字分析の背後にある考え方は、犯罪心理学のプロファイリングと似ています。
犯罪心理学のプロファイリングは犯罪の特徴から犯人の特徴を推論するための分析です。同様に、自分を振り返ると、私は文字の特性から人の心理を読み解くことを実践していたんだなぁと改めて感じています。
私にとっては、文字の大きさや形、文字を書く位置、洋服の色あい、着席する位置や立ち方振舞などを合わせて人の心理を読み解くことが可能です。その土台になるものが「文字分析」です。
併せて、仕事の仕方やその時の心理状況、仕事の手段、人間関係の不和を生み出す方の情報、勤怠状況に応じたモチベーションの状況などの統計データを取ることや心理学的手法等を用いて行動分析・評価していくこととよく似ています。
状況に合わせて傾聴をしつつ、心理面の最中に、同時に行動分析も行うことで、産業カウンセリングを通じたコンサルティングにもつなげているのです。
実際の事例をいくつかあげると、
対面接客業のご経験があるAさんの場合
文字鑑定による分析では、自発的に行動することが得意で、ある程度の裁量を持たせてもらうことでやる気が出る気質が現れていました。
本人は前職の経験を思い出し、事務の仕事に業種を変える事に意欲的だったもので、仕事取り組み方やご自身の気質をお伝えし、「占い師みたいだ!」と笑いながら、事務職に転職し、仕事に挑戦をすることを決意。
再就職をされた後、事務の仕事は向かないから辞めますと3か月で連絡があり、文字鑑定にあった仕事を提案したところ直ぐに次の仕事が決まり、今年で5年目になります。
福祉関係のご経験があるBさん場合
文字鑑定ではプライベートでも仲が良いような友達付き合いに近い人間関係が得意で、人の評価を気にする気質が現れていました。
転職先を中規模企業の営業アシスタント業務を希望していました。Bさんには、その気質から事業規模による人間関係への意識することやご自身の気質を踏まえて馴染むまでの意識やコツを助言していました。
やっと決まった仕事でしたが、半年後に暗い声で連絡があり、「職場では居心地が悪く辛い。思ったほど簡単じゃなかった」涙声で話されました。
お話を伺いながら「働くコト・やれること・楽しいこと」などの論点整理を行い、自分の事を改めて見つめた押したことで、次の転職先では元気に働かれていているようで、つい最近あれからもう7年経ちますと連絡がありました。
過去の私は、
自分にどんな仕事が向いているのだろう?
学歴や経験がないので、上手くいかないんじゃないか?
新しいことに挑戦したいけれど、自信がない。。。
など考えて二の足を踏むこともありました。
人のキャリアも100人いれば100通り、挑戦してわかることが多いことも事実。
自分が本当に「やりたい!」と思っていたことが「負荷を感じずにできる!」こととなれば、新たな未来が開けます。また、今の心境に合わせて就職したとしても、心境が変化すればその仕事は合わなくなることもあります。
文字分析はその目安を知ることで、現在の自分を見つめるきっかけ、勇気を一歩踏み出す勇気にもつながる方もいらっしゃいます。
新しい職場では、人間関係やキャリアの決定にはさまざまな要因が影響することも、自己分析を通じて他者理解を深める手助けとしても、文字分析はお役に立つ場合も多いもの。
皆さんが新たな未来を探求し、
挑戦するための一歩を踏み出す手助けとして、
文字鑑定による分析をご利用されてみてはいかがでしょうか?
ご興味がございましたらLineや問合せフォームからご連絡くださいませ。
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